「IT人材が不足している」は本当なのか考えてみる。

IT業界

私は世間一般的に言われる「IT業界」にてキャリアを積んできました。その中で最近特に感じることが「IT業界は本当に人材不足なのか?」「ITに関する市場規模は本当に右肩上がりなのか?」というところ。この業界で働く身として、「人材不足」は本当なのか?考察してみたいと思います。

政府の見解

実はこの問題に関して経済産業省が見解を示しています。

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/001_s01_00.pdf

https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf

これら資料の中で、所謂「AI」や「セキュリティ」、「IoT」といった技術を持った人材を「先端IT従事者=デジタル人材」と定義し、一方で「それ以外」の技術者を「先端IT非従事者=従来型人材」と定義しています。この「それ以外」には所謂「SIer」や「システム開発」「保守・運用」といったワードが含まれています。

個人的には「アジャイル開発」が先端IT従事者に含まれているところが引っかかりますが、DevOps等を意識してここなのかな?と解釈しています。

そしてこれら資料を読み進めていくと、

・他国並みの労働生産性上昇(+3%)を達成した場合、2030年にはIT従事者全体として供給過多
・従来型人材に関しては今のままでも2030年には供給過多
・デジタル人材はどんな予測でも供給過小

ということが読み取れます。そして明らかに「従来型人材は勉強不足。もっと意識高めろ。」というメッセージが伝わってきます。SIerや受託開発、運用保守を主たる業務にしている方々は心当たりあるのでは?

また、従来型人材においても所謂コンサル的な業務も行える人材、システムアーキテクト・業務やサービスの全体的なデザインを行える人材は「高度情報人材」に含まれるとしています。「頼まれたものを作るだけではダメ」ということですね。

個人的な見解

地方よわよわSEの戯言より政府の見解の方が正しいだろうというのは置いといて、個人的にも同じようなことは思います。従来型人材が集う組織はリスキリングにとても否定的です。家で勉強してます!なんて会社で言うと「変なやつだ」「関わったらめんどそう」と評される事なんてよくあります。

また、業務的にも個人が持つ知識やスキルで課題解決しようとする人材よりも、レガシーな技術で過去の事例通りにこなせる人材の方が評価されやすい。そうなると向上心はむしろ出世には邪魔になってしまうわけです。JavaとJavaScript、CとC#の違いがわからないなんてざらですからね。(悪く言うつもりは一切ありません。そういう業界なのです。)

更に最近はスクール上がりの人材もかなり増えてきました。正直スクールを卒業したばかりでは戦力とは言えないためなかなか即アサインとはいかないものの、それだけ弾が増えていることは肌に感じますし、彼らが経験を積めば積むほどシンプルな開発案件は受注競争により単価も下がってしまうわけです。

じゃあどうする?

SI、特に上流や運用保守を経験してきた人材は「現場を知っている」事が大きな強みだと思います。いかにユーザ側のIT担当者が苦労しているか、スマホやPCを全く使えない人間ばかりの事業所がどれだけ存在するか。「高度情報人材」として走り抜けている人からしてみれば「想像すらできないレベル」のデジタルデバイドで取り残されている人間、企業は沢山存在するわけです。国としてもこの層を置いていくわけにはいかないですよね。未だにIT市場におけるSIサービスの割合が40%台である以上、橋渡的な存在になることは十分に可能であり、そこに活路があるのではないかなと思っています。というか思いたいです。

まとめ

とにかく勉強はしましょう。以上。

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